先日から「The best James Bond themes that never made it to the screen – ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」を読んでいます。

ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち


・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(1)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(2)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(3)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(4)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(5)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(6)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(7)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(8)

Radiohead, Spectre

レディオヘッド「スペクター」


Film: Spectre (2015)
作品:「スペクター(2015)」

Lost to: Sam Smith
主題歌に決まったのは:サム・スミス



Better than the chosen theme?: Yes
実際選ばれた曲と比べて?: こっちの方が良い

Most Bond-like lyric: The only truth that I could see/ Is when you put your lips to me
ボンドっぽい歌詞:俺が知るただ一つの真実は / 俺に重ねられたお前の唇

Radiohead seem like the both the least likely band to hook themselves to the Bond trailer and the most natural:
レディオヘッドはボンド映画に最もふさわしくないようでもあり、最も自然なようでもある:

their bookish, literate take on rock more suited to arthouse productions than the bang-crash-explosion thrills and spills of Team Bond, yet containing within their ranks one of the best soundtrack composers working today.
彼らの文芸的なロックは、チーム・ボンドの派手なアクション映画より、芸術映画にふさわしいものだが、それでも彼らの名は現代最高クラスの映画音楽作曲家に含まれている。


bookish「本の、本に関する、本好きの、勉強が好きな、(表現が)堅苦しい」。

one’s rank「身分、肩書」。

This five-minute epic combines classy Jonny Greenwood classical chops with Thom Yorke’s voice at its most haunting, and a brass-and-string backing that sways like a drunken orchestra on a stormy sea.
この5分間の叙事詩は、粋なジョニー・グリーンウッドの演奏と、忘れがたいトム・ヨークの声、そして荒れ狂う海で酔うオーケストラのように揺れる管弦楽を組み合わせたものだ。


chop「刻む、ぶち切る、(樹木を)たたき切って進む、(楽器演奏の)優れた技術・才能・センス」。

The band recorded it around the session for their 2016 album A Moon Shaped Pool; the Bond team decided, in the end, it was too dark.
これは2016年のアルバム「A Moon Shaped Pool」の制作中に録音されたもので、映画の製作陣は最終的には、この曲は暗すぎると判断した。

Though given the end result – Spectre’s opening sequence is a decidedly creepy affair, with Kraken-like octopuses and Mexican death masks – this was never going to be a job for the likes of Katy Perry.
最終結果はそうだったが – 「スペクター」のオープニングはクラーケンのような蛸とメキシコのデスマスクという明らかに不気味なもので – これは絶対にケイティ・ペリーのような人々では務まらなかっただろう。


- 完 -

クラーケンとは北欧に伝わる「海の怪物」の事で、巨大なタコやイカがイメージされる事が多いそうです。

レディオヘッドのこの曲は初めて聞きましたが、これはBBCと同じ意見で、サム・スミスより「スペクター」には合ってる気がしました。

前作の「スカイフォール」が良すぎたせいか、ちょっと「スペクター」は薄味・・・スペクターがボンドを敵視する動機が「こじらせ過ぎ」で(笑)、何かちょっとかわいいと思ってしまいました。

ボンドガールのマドレーヌ(レア・セドゥ)は次回作も続投とのこと、彼女のことは「アデル、ブルーは熱い色」で見て以来、大好きな女優さんなので嬉しいです。

それにしても彼女が持つものは魅力的な容姿と女優のキャリアのみならず、父親は大成功をおさめている起業家、祖父はフランスのメディア王であり映画会社の経営者、曽祖父は地球物理学者という名門一族の出身だそうで・・・これはよっぽど前世で徳を積んだ人なのかもしれません。


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